プレスパック、IGBT、SiCパワーデバイスの高い熱損失は、ヒートパイプ冷却ユニットで簡単に外部に伝えることができます。ヒートパイプとは、「相変化流体」を用いて、2つの固体表面間で大量の熱を効率よく伝導させる装置です。
ヒートパイプは、真空中に液体(メタノール、水)を封入した管で構成されている。液体は熱源から熱エネルギーを吸収して沸騰し、凝縮器に向かって上昇する。凝縮部では空気が冷却され、液体が凝縮し、重力によって蒸発器へと戻る。これは密閉された自己維持プロセスである。
- 標準的な空冷式製品よりも優れた高い熱性能
- 対流沸騰による瞬時の冷却作用
- ヒートパイプは自己保持装置であり、外付けのウォーターポンプやチューブを必要としないため、液冷システムに比べてメンテナンスが容易。
- 部品下の温度分布が均一
- 輸送、軍事、その他堅牢な冷却ソリューションが必要な用途に使用可能
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