磁場過渡現象を定量化する初の市販装置
高速デジタル積分器FD12056は、世界で最も高速かつ高感度の電圧積分器です。センスコイルを接続するだけで、スイッチング磁石の渦電流など、高速で低レベルの磁界擾乱を測定できます。
高速アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)、高分解能クロック、高度に最適化されたデジタル積分器を備えたFD12056は、最大500,000partil積分/秒を誇り、10-14Vsの分解能と10ppmの精度を実現します。
FD12056は、高精度インテグレーターの世界標準として認められているPD15025を開発した20年の経験に基づいています。FD12056は、欧州原子核研究機構(CERN)からライセンスされた設計を基に、時間分解能とトリガ・レートの向上、複数チャンネルでの同期収集、ハードウェアに最適化されたデジタル積分器、大容量オンボード・バッファなど、大幅な改良が加えられています。
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