Flash DSC 2+は、高速DSC測定に革新をもたらします。この機器では、これまで不可能だった再組織化プロセスの分析を行うことができ、理想的な形で従来のDSCを補完します。さらに、昇温速度と冷却速度は7桁以上の広範囲にわたります。
超高速の昇温速度と冷却速度により、熱によって発生する物理転移および化学プロセスの研究に新たな局面がもたらされます(ポリマーの結晶化および再組織化など)。
超高速の冷却速度 – 定義した構造特性のサンプルを準備可能
超高速の昇温速度 - 再組織化プロセスを抑制
広範囲の設定温度範囲 – -95から1,000 °Cまで測定可能
超高速の昇温速度 - 再組織化プロセスを抑制
超高速の冷却速度 – 定義した構造特性での素材形成が可能
高測定感度 – 従来のDSCと同様に、低昇温速度での測定が可能
広範囲の設定温度範囲 – –95°Cから1000°Cまで測定可能
シンプルな使いやすさ – サンプル調製とセンサ交換を簡単に行うことができ、便利な結果評価も利用可能
無酸素雰囲気での測定 – サンプルを酸化から防ぐことが可能
高速応答センサ–高速反応や結晶化プロセスの速度論分析が可能
手法
示差走査熱量測定 (DSC)
データサンプリング
最大10,000 データ pts/秒
温度範囲
-95 °C – 1,000 °C
オプション
マイクロスコピー
センサ出力
ヒートフロー