示差熱熱重量同時測定装置(TGA/DSC)TGA/DSC 3+は、最高精度の計量技術を誇る天びんを内蔵し、ひょう量レンジを変えることなく大きなものから小さなものまで同じ高い分解能で熱重量分析が可能で、1600℃までの幅広いサンプルの熱分析において、信頼性の高い測定結果を提供します。
補完的なDSCヒートフローセンサは、溶融や結晶化などの熱的事象を同時に検出し、さらに正確な転移温度を提供します。
メトラー・トレドのウルトラミクロ天びんを搭載
連続して5000万ポイントまでの分解能で測定可能な5gのサンプルの重量変化も0.1ugの分解能で測定します。測定対象物の位置を問わない計量、内蔵分銅による自動校正、広い測定範囲に対応します。
DSCによる示差走査熱量測定
セラミック製サポートに内蔵された6個の熱電対によりサンプルとリファレンスの温度を同時測定します。DSCセンサの基本技術として独自のMultiSTARセンサ増幅テクノロジーが搭載されています。
熱分析のルーチン測定
One Click™機能を採用した熱分析装置のタッチスクリーン式操作パネルから、設定済みの熱分析測定を安全に実行することができます。これにより品質管理のルーチン測定が非常に容易になります。