アクティブエネルギー管理装置 PxtMX

PxtMXはモジュール式の拡張可能なアダプターボードで、独自の筐体に収納されており、Pxtデバイスの筐体に簡単に差し込むことができます。PxtMXは、デジタルI/Oインターフェイスなどのハードウェア的な基本機能に加え、モジュール型アクティブ・エネルギー・マネジメントのデバイスをグループとして接続し、通信を簡素化し、アプリケーション要件に適合させることを目的とした、より高度な機能を備えています。PxtMXはこのようにしてシステムイメージを作成し、接続された個々のPxtデバイスの処理と事前制御を自動的に引き継ぎます。これにより、各PxtFXまたはPxtRXデバイスに個別に連絡する必要がないため、複合デバイスのアドレス指定が非常に簡単になります。PxtMXはシステムのゲートウェイとして機能し、フィールドバス経由でPLCをPxtシステム内部のKバスに接続します。 PxtMXの中心機能は、Plug&Playによるピーク負荷削減です。アクティブ・エネルギー管理装置と組み合わせることで、このモジュールは周期的なアプリケーションにおける主電源消費電流を、それ以上介入することなく、必要な平均有効電流のレベルまでほぼ低減することができます。このように、システム全体は可変電流に直接基づいており、モジュールは供給ネットワークとドライブのDCリンク間の有効電流値の関数として制御されます。有効電流値を決定するための基礎は、やはりドライブシステムの入力主電流の測定である。