アナログマイクロチップ PAC1921

出力電力測定

PAC1921は、電力、電流、電圧のアナログ出力が設定可能な電力モニタ専用デバイスです。すべての情報は、2線式/I2C©互換インターフェースでも提供されます。 PAC1921は、高速パワーマネージメントを実行する際に待ち時間を許容できないパワー測定および診断システム用に設計されています。このデバイスの精度は、電流測定で0.4%、電力測定で1%です。 測定値は大容量レジスタに蓄積され、500μsから2.9秒の積分時間が可能です。測定値は平均化され、3V、2V、1.5V、または1.0Vのフルスケール範囲でアナログ出力に表示されます。 PAC1921には、測定積分期間をホスト制御するためのREAD/INTピンがあります。このピンは、複数のデバイス間で複数のバスの読み取り値を同期させるために使用できます。内部 ADC 分解能 (11 ビットまたは 14 ビット) やサンプル・レートなどのデータ・サンプリングおよび出力属性は、設定可能です。 このデバイスは、センス抵抗全体で100mVのフルスケール能力で、0～32Vのパワー・レールをモニターできます。このデバイスには入力フィルターは必要ありません。 製品の特徴 設定可能な測定タイプ出力：電力、電流、バス電圧 すべての出力値はSMBusでも利用可能 統合された平均電力測定を提供 ADC入力でマイクロコントローラに電力測定値を提供 選択された測定値に比例する出力電圧 100mVフルスケールの電流センス電圧範囲 11ビットまたは14ビット分解能の2次ΔΣADC 選択可能な電流バイナリ・ゲイン範囲：1倍から128倍 1%電力測定精度 オートゼロ・オフセット