相-接地間の短絡は、ネットワークや機器に不可逆的なダメージを与える可能性があるため、その影響を制御・低減することが最重要課題となっています。接地抵抗器は、相-ニュートラル間の短絡により発生する故障電流を制限します。抵抗器による接地は、他の方法(絶縁接地、直接接地、リアクタンスを介した接地など)に比べて、いくつかの利点があります。主な利点としては、故障箇所の検出が容易であること、故障電流を制限できること、過渡的な過電圧が発生しないことなどが挙げられます。
中性点接地抵抗器の設計に関連するパラメータは大きく異なる場合があります。マイクロレトリカは、最も一般的な要件に対応する標準製品と、要求されるプロジェクトの特性に応じて開発・カスタマイズされた特注製品を開発してきました。当社の製品は、低電圧システム(10kA)から広範囲にわたっています。
接地抵抗器の設計に必要なパラメータは以下の通りです。
公称電圧
故障電流
故障の継続時間(10秒が一般的です
その他の関連パラメータは以下の通りです。
筐体の保護等級:IP00(筐体なし)からIP55まで、標準的なソリューションはIP23です。
筐体の仕上げ:当社の標準はマイルドガルバナイズですが、さまざまなステンレス鋼グレード(AISI304やAISI316など)も可能です。
また、ご希望のRAL色での塗装も可能です。
連続電流定格:特に高いIP度が要求される場合には、抵抗器の性能に大きく影響する可能性があります。
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