実証済みの手法と高い信頼性を誇る、科学的法則に基づいた比類のない粒子径分析装置
50年以上にわたって、標準的な沈降法粒子径分析装置として世界各地で活用
Stokes(ストークス)の法則を用いた粒子径測定
粒子の沈降をリアルタイムで監視し、分析中に粒子径の測定結果のレポートを作成可能
最先端のソフトウェアインターフェイスによる全自動制御
オプションのMasterTechオートサンプラーにより、ハイスループットを実現
鉱物や地質学、セラミックスなどの多様な主要業界で標準装置として普及
ASTM B761-06およびアドバンストセラミックスの参照委員会C28の要件に対応
SediGraph III Plusは、質量濃度を直接検出して、D10、D50、D90などの粒子径分布と統計データを測定します。 ボタン操作で基本レポートと詳細レポートを作成できます。 オプションのMasterTechオートサンプラーを装着して、生産工程を継続的に監視し、収集したデータをネットワークやクラウドで共有して、リモートアクセスできます。
特長と利点:
インテリジェントな設計機能
SediGraph III Plusは、再現性の高い測定を容易に実行できるよう、高度な計装機能を提供します。 新機能が追加されたことで、装置の運用とメンテナンスがさらに容易になり、測定結果を様々な場所で確実に再現できるようになりました。
設計の改善項目は次のとおりです。
全粒子径範囲を測定:0.1 µm未満の小さい粒子を含め、投入されたサンプルの粒子をすべて確実に測定
データの結合:他の粒子径測定手法によるデータを結合して、レポートの対象範囲データを125,000 µm(125 mm)まで拡張することができ、地質学の分野に最適
沈降セルのスキャン:包括的なスキャンによって沈降の速い粒子を正確に捕捉しながら、微粒子の分離に必要な時間を短縮
全自動による運用:サンプルのスループットを高め、オペレーターの介入を削減して人為的ミスのリスクを低減
測定時の温度制御:測定中に液体の特性が一定に保たれるため、再現性の高い正確な測定結果を保証
複数の測定速度に対応:ニーズに応じて最適な速度と分解能の組み合わせを選択可能