OX-Aは、MIL-A-8625 Type IIおよびISO 7599に準拠した透明アルミニウム陽極酸化処理です。
OX-A陽極酸化処理は、電解アルミニウム酸化処理で構成されています。20℃の硫酸溶液に基材を浸漬し、直流電流を印加することにより行われます。
この過程で、アルミニウム部品の表面は変質し、一般的な厚さ10~20µmの酸化アルミニウムの保護膜が形成されます。
OX-A処理は、処理された部品を腐食や摩耗から保護します。OX-A陽極酸化処理された部品の耐食性は、MIL-A-8625に準拠した塩水噴霧で336時間をパスしています。
この処理は、自動機械部品、医療分野、家電製品、工業部品の保護に使用されています。
特徴
耐食性
OX-A皮膜は、MIL-A-8625に準拠し、塩水噴霧暴露336時間を超える腐食から基材を保護します。
耐摩耗性
OX-A処理によって形成された酸化アルミニウムの層は、高い耐傷性と軽度の摩耗現象に対する耐性を実現します。
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