このプロジェクトでは、ランダムに積み重ねられた部品の仕分けに焦点を当て、ロボットアームにカメラを搭載し、俯瞰だけでなく、さまざまな角度から対象物に近づいて撮影する柔軟性を持たせています。
オムロンの3次元ビジョンシステムは、組立工程で使用される部品の仕分け作業を手作業で行う場合、仕分けミスや重作業によるケガ、さらには部品ピッキングのための人材確保が困難であったユーザーに対して、支援することができます。また、頭上に設置したカメラでビンを空にできない場合や、取り付け構造が大きすぎて設置スペースに合わない場合にも、ビジョンシステムが役に立ちます。
カメラは、ビン内のランダムに積み重ねられた部品を正確に識別し、コンベア、パーツマガジン、トレイにピッキングして配置することが可能です。
- 3Dビンピッキングカメラ
- 3Dアプリケーションソフト
- 多軸ロボット
- 0.2mmの繰り返し精度
- 配置公差+/-2mm
マルチパターン構造光で対象物を一発撮影することにより、測定時間を短縮します。また、コード読み取りなどの検査に必要な2Dライトも内蔵しています。
- アクティブワンショット技術
- 最短0.4sの高速な撮像と測定時間
- 2Dおよび3D構造化光源を内蔵
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