MPS-C-300、MPS-C-350は、世界で初めて被測定物の周囲を3次元的に磁場制御できるプローブステーションです。
特許出願中のマイクロアクト独自の設計により、スピントロニクスデバイス、ナノスケールエレクトロニクス、その他多くの材料やデバイスのウエハレベル試験において、正確な試験や測定に磁場が必要とされる場合に対応します。スピントルク発振器試験、磁気シミュレーション、複雑な多層構造の異方性の特定などは、MPSシステムのアプリケーションのほんの一例に過ぎません。
特徴
- MPSシリーズ磁性プローブは、印加磁界の2次元および3次元配向を任意に設定できる市場で唯一のプローブステーションであり、スピントロニクスデバイスの特性評価およびスピントロニクス研究のための究極のソリューションとなります。
- MPSシリーズ磁性プローブステーションは、市場で唯一ウェーハスケールのベクトル磁界プロービングが可能なプローブステーションで、生産環境におけるスピントロニクスや磁気エレクトロニクスデバイスのテストに最適なシステムです。
- オープンソースのLabViewベースの制御ソフトウェアは、カスタマイズが可能で、一般的なテスト装置や計測装置と容易に統合できます。
- 40、80、100、200TPI のスクリューを持つ高分解能マイクロポジショナにより、ミクロン単位でのプローブの位置決めが可能。
- 豊富な出力形式とオプションにより、データの収集・解析が可能です。
- 3次元ホールプローブを搭載し、クローズドループ制御による磁界の安定性と精度を実現。
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