先日、お客様の特別なご要望に応じてカスタマイズされた特注機、Roof Scaler 2.0SB (RS 2.0SB)を出荷することができました。これは、お客様の特別なご要望に応じてカスタマイズされたものです。このコラボレーションの結果、お客様と当社のコアバリューの両方に合致した、鉱山の安全性を向上させることを目的として、ルーフインスペクションとルーフスケーリングを実施する目的で設計されたマシンが完成しました。
RS 2.0SBは、1本のブームにインスペクションバスケット(FOPS認定キャノピー付き)を搭載しており、2人の人間を6.2mの高さまで吊り上げてルーフの状態を目視で確認することができます。第2ブームには強力な油圧ブレーカーが搭載されており、屋根から割れた破片を取り除くことができます。RS 2.0SBは、機械の最小トラミング高さがわずか2.0mなので、採掘高が低い鉱山でも使用できます。
ブームの操作は、状況に応じてディーゼルエンジンまたは電気ネットワークを使用して行うことができます。
油圧ブレーカーは、オペレーターコンパートメント(FOPS認定キャノピー付き)から、またはワイヤレスコントロールパネルを介してマシンの外側から安全に制御することができますが、このシナリオでは、オペレーターはレーザーバリアで保護された安全ゾーンにいる必要があります。
また、お客様からのご要望にお応えして、本機にはインターフェースが搭載されており、サプライヤーの衝突回避システムやオーバースピードコントロールシステムに接続することができます。これは、トラミング時の安全性を高めるための実証済みのソリューションです。さらに、RS 2.0SBには4台の広角カメラと、すべての映像を保存する「ブラックボックス」が搭載されています。
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