構造用鋼
EN 1.0038相当 最も一般的な鋼種。
強度と加工性に優れ、安価であるため広く使用されている。
EN 1.0038 等級
焼鈍材
EN 1.0038 Equiv.を焼鈍して内部応力を緩和したもの。
機械加工による反り防止に有効です。
炭素鋼
EN 1.1206相当適度な靭性と耐久性を持つ炭素鋼。
EN 1.1203(焼ならし)相当品
EN 1.1203 Equiv.を焼ならし、内部応力を緩和。
快削成分の添加により被削性が向上。S50よりも機械的強度が高い。
クロムモリブデン鋼 EN 1.7220相当少量のモリブデンを含むクロム鋼。焼戻し軟化抵抗性が向上し
靭性が高い。
特殊鋼
JIS-SKS93 靭性、耐摩耗性に優れた油焼入れ用炭素鋼。
EN 1.2510相当 球状化焼鈍を施しているため被削性が良い。
JIS-SKS93より焼入れ性が高く、熱処理歪が少ない。
EN 1.2379 相当焼入れ性が高く、空気焼入れ、真空焼入れが可能。
熱処理歪みが少なく、耐摩耗性に優れる。
DC 53 ® (Daido) EN 1.2379 Equiv.よりも靭性が高い。被削性、研削性に優れる。
低温焼戻しでEN 1.2379 Equiv.と同等の硬さ、高温焼戻しで62HRCの硬さが得られる。
EN 1.3343相当 靭性と耐摩耗性に優れる。熱処理歪みが極めて少ない。
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