ELCOMAT® vario Nは、センサヘッド内の直接デジタル化された信号、高い使いやすさ、ディスプレイユニットの拡張機能により、ELCOMAT®製品ラインに新しい基準を打ち立てました。その前身であるELCOMAT® vario Dのように、低価格のELCOMAT® vario Nオートコリメーションセンサーは、幅広い対物レンズを供給することができます。この多様性により、特定の測定タスクに最適なELCOMAT® vario Nを選択することができます。
測定タスク
電子オートコリメータは主に以下の測定タスクに使用されます:
- 最小角度の測定
- 超精密角度調整と校正
- 工作機械とその部品の品質保証
- 組立自動化
- 角度位置監視
測定原理
オートコリメータは、光学リフレクタの角度位置のわずかな変化を測定できる光学測定器です。電子式オートコリメータでは、オートコリメーション画像はCCDラインまたはマトリックスセンサーによって検出されます。
測定範囲と測定距離
オートコリメーターの測定範囲は、測定距離が長くなるにつれて狭くなります。オートコリメーターの測定精度は距離に依存せず、環境の影響を排除します。ELCOMAT®シリーズのオートコリメータでは、測定範囲はある測定距離までは一定で、オートコリメータとミラーの間の距離が長くなるにつれて減少します。異なる距離での典型的な測定範囲は、ELCOMAT®vario N製品シリーズの技術仕様に記載されています。
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