電子オート コリメータ ELCOMAT® 5000

先代のELCOMAT® 3000と直接比較すると、ELCOMAT® 5000は、測定ヘッドの直接信号処理により、より広い測定範囲とより良いS/N比に加えて、10倍高い測定周波数を特徴としています。さらに、内部位置センサを使用して、測定ヘッドの高速かつ正確なアライメントと、新しい5000ディスプレイユニットとの相互作用によるその場での真直度測定が可能です。 測定タスク - 電子式オートコリメータは、主に以下の測定タスクに使用されます： - 微小角度の測定 - 超精密角度調整と校正 - 工作機械とその部品の品質管理 - 組立自動化 - 角度位置のモニタリング 測定原理 オートコリメータは、光学反射鏡の角度位置のわずかな変化を測定できる光学測定器です。電子式オートコリメータでは、オートコリメーション画像はCCDラインまたはカメラによって検出されます。 測定範囲と測定距離 オートコリメーターの測定範囲は、測定距離が長くなるにつれて狭くなります。オートコリメーターの測定精度は距離に依存し、環境の影響を排除します。ELCOMAT®シリーズのオートコリメータでは、測定範囲はある測定距離までは一定で、オートコリメータとミラーの距離が長くなるにつれて減少します。異なる距離での典型的な測定範囲は、ELCOMAT® 5000の技術仕様に記載されています。