THコーティング+4ヶ所ガイドのダブルマージンで
さらに長寿命を実現!
高硬度に焼き入れされた鋼材の穴あけは放電加工に頼らなければならず加工費削減の弊害になっています。エポックTHハードドリルはこのような弊害を解決する、高硬度材対応ドリルです。
01 THコーティングにより膜の硬さと耐熱性が向上、更なる長寿命・高能率切削が可能。
02 耐欠損性に優れた超微粒子強靭性超硬合金でトラブルを解消
03 4ケ所ガイドのダブルマージンと高心厚ボディが、切削時の刃先の振れを防ぎます。
04 ねじれ角20°と凹状切刃により分断型の切りくずを排出。
05 チャンファ刃付により、止り穴・穴底面コーナの応力集中を緩和。
切削条件の選定について
・被削材、加工形状に合わせて、適切なクーラントを使用してください。
・この標準切削条件表は切削条件の目安を示すものです。実際の加工では加工形状、目的、使用機械等により条件を調整してください。
・上記の切削条件表は、穴の深さが直径の3倍までに適用してください。
・被削材の材質や硬さにより、切削性が変化する場合があります。
・ドリルを装着するときは、キズや汚れのないコレットを使用し、ドリルの振れは0.02mm以下におさえてください。
・剛性のある機械でご使用ください。
・切削油(水溶性:希釈率20倍以下)は加工ポイントに十分に供給してください。
・旋盤等で横方向から加工される場合は、切削油が充分に供給されません。この切削条件表の切削速度及び送り速度を×0.7以下でご使用ください。
・喰い付き性に優れていますので、センタドリルやスターティングドリルによる位置決め加工は不要です。位置決め加工をしますとチッピングが発生する恐れがあります。位置決め加工をした場合は、喰い付き時の送り量をこの切削条件表の1/3にしてください。
・45HRC未満のワーク加工も可能ですが、加工能率からノンステップボーラーをご使用ください。
・油性の切削油剤を使用する場合は切削速度範囲の下限より低速の条件でご使用ください。また、切りくずおよび工具の発熱による発煙・引火にご注意ください。