GONIOMAT Mシリーズは、手動で回転可能な精密回転テーブルと、オートコリメーション画像に関連する角度エンコーダ信号のソフトウェアサポートによる評価の組み合わせにより、頻繁に変更される試験片タイプへの容易な対応と、同時に低い測定の不確かさを実現します。このゴニオメータは、入出荷検査だけでなく、生産工程のモニタリングにも最適です。
測定原理
GONIOMAT Mは、機械的に取り付けられた回転テーブル(1)、角度エンコーダ(2)、USB接続の電子オートコリメータ(3)、GONIOMATIKソフトウェア(4)で構成されています。オートコリメーション画像の位置と対応する回転テーブルの位置の計算は、ソフトウェアによって行われます。オートコリメーターの光軸に対する試験片表面の正確な位置決めは必要ありません。
測定手順
- オペレータが試験片を以下の場所に置きます。
- 表面1をオートコリメータに合わせます。
- 測定モードを選択します。
- 第1面の測定値をゼロに設定する。
- テーブルを回転させ、表面2をオートコリメーターに合わせる。
- ソフトウェアが角度測定値を表示
---