大型ビル(総風量100 000 m3/h以上)の換気システムは、吸気系と排気系が別々の場所に設置され、物理的に連動しないことがあるため、熱回収付き回路接続システム(CCS-HR)を搭載することが多いです。単位あたりの空気量が多い場合のプレート式・回転式熱交換器は、導入が難しい(空間的条件)。
回路接続システムの応用分野は多岐にわたります。ビル室内への給気のための一次換気システムから、病院ビル、実験棟、化学、薬局、アンダーカット、プレス設備、ガントリー、店舗、見本市会場、キッチン、レストラン、オフィスビル、生物研究所、大学ビル、管理棟、劇場、美術館、精密機械製造室、プロセス技術室の換気や改修で吸排気と出力を一緒に設置できない場合まで。
機能説明
AIRSOL®高性能CCS-HRシステムは、最大の交換度で動作します。排気側では、水とグリコールの混合液(中間媒体)を排気温度にできる限り近づけて暖めます。温められた媒体はその後、外気システムに循環し、屋外の空気を温めることができます。AIRSOL®熱交換器は、この部分でも最大限の交換度を発揮します。中間回路の水-グリコール量が正しく調整されているため、最大限の温度差が保証されます。
サマーモードでは、排気を断熱的に加湿し、中間回路を冷却し、給気冷却を発生させることができます。Mountairのハイブリッドクーリングエレメントを使用することで、その効果を最大限に発揮します。
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