立ち上がり時間と減速時間の両方を必要とするアプリケーションは、効率的なソフトスタート装置で実現します。SSAZは、保護等級IP20に準拠した二相制御のソフトスタート装置で、制御盤内の35 mm標準レールに取り付けられるように設計されています。
スイッチギヤに適した端子構成とコンパクトな設計により、SAEはあらゆるタイプの制御盤に適合し、レトロフィットシステムにも適しています。
立ち上がり時間、減速時間、モーターの初期トルクを個別に調整することができます。調整可能なポテンショメーターは、取り外し可能なフロントカバーの裏側に配置されています。調整可能な立ち上がり時間が経過した後に最大電流が有効になると、リレー接点が両方のパワー半導体をブリッジし、モーターは完全に主電源で駆動されるようになります。外部制御可能なSSAZの入力により、必要に応じて、また用途に応じて、減速段階を開始します。これにより、あらかじめ設定された減速傾斜でモータが停止します。
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