HVT 300-DPはSIL2認証を取得した差動電圧トランスミッタです。
HVT 300-DPは自由に設定可能な2つのアラームリレーと2つのSILリレー、アナログ4-20mA出力を備えています。また、USBによるソフトウェア設定が可能です。ケーブル断線監視やメモリチェックなど、多数の監視機能により、エラーのない動作を保証します。
HVT 300-DPは、2点間の電圧差の測定に使用します。代表的な用途は、電解槽の地絡監視です。これらの電解槽は接地されておらず、家屋のアースと同様の電位で動作する必要があるため、両方の値を連続的かつ本質的に安全に監視することが推奨されます。偏差がある場合、アラームが作動します。偏差が大きい場合は、電解槽の液流に詰まりが発生していることを示します。
特性
- 最大±250VDCの冗長電圧入力
- IEC/EN 61508に準拠したセルフモニタリング機能付きDuoTec技術による差動電圧トランスミッタ
- IEC 61508 SIL2に準拠した認証済み
- FIT = 37
- 測定範囲: 0-最大 +/- 250VDC
- 出力: 0/4-20 mA
- 個別に調整可能なリミット値×2 (スイッチングしきい値/アラームのパラメータ設定用リレー接点出力×2)
- 2つの故障アラーム
- 試験電圧4.3kV AC、使用電圧1000V AC/DC 過電圧カテゴリII、汚染度2 IEC 61010-1
- 電源、入力、出力間の安全なガルバニック絶縁
- トップハットレール接点経由RS 485 Modbus
- USB 2.0インターフェース
- WINDOWSソフトウェアによるオンライン設定
- 電源 24 V DC
- デザイン:DINレール、DIN EN 50022