高温炉HTC 16/16 - HTC 450/16は縦掛けSiCビームで加熱され、特に最高温度1550℃までの焼結プロセスに適しています。またジルコニア焼結などの特定のプロセスには、二珪化モリブデン製の発熱体より、チャージと相互反応しないSiCビームの方が適切です。HTシリーズの炉と基本的な構造が同じで、追加装備を共有できます。
標準タイプ
• 放熱ファンを装備した二重壁のケーシング構造により、外壁温度が低い
• 縦掛けSiCビームで両面から加熱
• 特殊な背面断熱方式の高品質ファイバー断熱
• 凹凸を形成した断熱石材により、外部への熱損失が少ない
• 特殊吊下げ構造の堅牢な炉天井断熱
• EC 規則 No 1272/2008(CLP)に基づいてヒトに対する発がん性がないと分類されている断熱材だけを使用
• チエンガイドの平行開閉式スイングドアにより、断熱材を損なうことなく規定の開閉が可能
• 高温炉HTC 276/..以降ツードア(前/後ろ)仕様
• 扉領域の温度損失を最小限に止めるおよび迷路構造の密閉方式
• 底面が積層プレートで補強されているため、ファイバー断熱材が保護されると同時に、高重量構造物の収容が可能
• 炉天井に配備された排気ハッチには、コントローラの追加機能で制御するモーター駆動式排気フラップが装備されています
• サイリスタによる発熱体制御
• 停止温度を調節できる温度リミッターで炉とチャージを過熱から保護
• 操作説明書の枠内における規定どおりの使用
• ナーバサーム・コントローラー用NTLog Basic、プロセスデータをUSBスティックに記録