高温プローブ
タングステンコーティング
A12Dシリーズ
モリブデン被覆熱電対は、黒鉛ライナーや発熱体のある炉で使用されることがよくあります。摂氏1,600度以上の温度では、黒鉛が存在すると、粉塵分子を放出してシースを攻撃し、シースを急速に浸炭させます。これにより、シースは結晶化して多孔質になります。熱要素は保護機能を失い、結晶化してサイクル中に破損してしまいます。保護シースを厚いタングステン層でコーティングすることで、この浸炭プロセスを最小限に抑え、プローブの寿命を大幅に延ばすことができます。コーティングされたプローブを使用した摂氏2,000度でのフィールドテストでは、コーティングされていないプローブは温度に到達してから数時間以内に故障したのに対し、(サイクリング中でも)最大2ヶ月間の連続的な温度データを得ることができました。また、2,000℃以下の温度では、より長い寿命が得られました。
註釈
これらの熱電対は、#24ゲージ(0.020")サイズの素子とモリ66enumシースを使用しています。
様々な調整可能な圧縮金具と取り付けブッシュが利用可能です。
二重および複数のユニットもご用意しています(工場にお問い合わせください
ご注文の際には、品番長さ「L」と熱電対ピーをご指定ください。例A12D-1-17-C
あなたの要件に合わせて利用可能な特別なデザイン。
---