発生ガス分析(EGA)は、有機・無機物質の固体・液体の熱挙動を、より詳細に解析し、プロセスの背後に隠れている化学を解明する理想的なツールです。
新製品 PERSEUS®® STA 449 F1 /F3 は、二つの成功した装置: NETZSCH STA 449 F1 /F3 Jupiter®® とBruker Optics の FT-IR spectrometer の最良の組み合わせです。そのデザインは、前例のない、最先端のカップリングシステムのベンチマークとなるものです。
その頑丈さ、高性能、コンパクトなデザイン、そして魅力的な価格によって、この組み合わせは、無機材料からポリマーに渡り、大学から工業分野にいたる、あらゆる研究分野で活躍できる可能性を秘めています。
手頃なガス分析
このカップリングシステムは、革新的かつ最良の組み合わせでありながら、比較的低予算でも導入が容易となっています。 この装置は、あらゆる研究分野で、必要不可欠な分析装置となります。
液体窒素不要
使用されているDLaTGS検出器(deuterated L-alanine doped triglycine sulphate=トリグリシンサルフェイトの水素原子を重水素に置換した検出器) には、液体窒素冷却は必要ありません。従って、このシステムは、特に、自動サンプルチェンジャー(ASC)を使った測定や、長時間測定に適しています。
トランスファーライン不要
トランスファーラインや、加熱制御装置は、必要ありません。内蔵加熱ガスセルが、加熱チューブを介して、加熱炉のガス排気口に直接接続されています。
この低容量ガス経路によって、高速応答が可能になり、凝集性の発生ガスが存在しても問題になりません。
省スペース
別置きFT-IR スペクトロメーターやトランスファーラインが必要ありませんので、PERSEUS®® STA 449 F1 /F3 の設置スペースは、STA 449 F1 /F3 Jupiter®®単独の設置スペースと全く同じです。