ISO 5660-1に準拠した火災試験および火災安全工学用
コーンカロリーメーター
コーンカロリーメータは、ISO5660-1規格に記載されている「火災に対する反応」試験を行うために使用されます。この試験では、100×100mm、最大高さ50mmの試験片を装置のロードセルに設置します。試験片はコーンヒーターによって制御された輻射熱により加熱され、試験片より発生したガスをスパークによって点火し、燃焼させることができます。TCC 918は燃焼ガスを分析し、一定の熱流束にさらされている試験片から発生する煙を測定します。この原理は「酸素消費原理」と呼ばれ、熱量測定の方法の一つです。 一酸化炭素や二酸化炭素の濃度を分析することで精度を高めることができます。
TCC 918は、ISO 5660-1, ASTM E1354, ASTM E1474; ASTM E1740, ASTM F1550など確立されたすべての規格に適合しています。