四重極型質量分析計のカップリングで高感度ガス検出を実現-単一のソフトウェアですべてを制御可能
TGA、STA、DSC、DIL システムとのカップリングを可能にする QMS 505 Aëolos®のシンプルな設計
505 Aëolos® Quadro 四重極質量分析計は、ガス(特に熱分析の揮発性分解生成物のルーチン分析用)の加熱キャピラリーインレットシステムを備えた新しくコンパクトな質量分析計です。このシステムは示差走査熱量計(DSC)、熱重量分析計(TGA)、熱膨張計(DIL)とのカップリングに適しています。測定と分析のためのMSソフトウェアが含まれています。
最適化されたガスフロー条件のためのキャピラリーカップリング
シングルステップ減圧
最高400℃(アダプター400℃、搬送ライン最高350℃)の均一な温度により、ガスの搬送経路全体におけるコールドスポットを最小化
QMSへの石英ガラスキャピラリー入口の容易な取り扱いと正確な調整のための加熱チャンバー
標準的な熱分析測定に加え、TGA-DSC-MS-GC-MSおよびTGA-DSC-MS-FT-IRの同時測定も可能な柔軟性
高感度(μgレンジで検出可能な質量損失)を維持しながら、非常に堅牢でサービスフレンドリー
湿度雰囲気下でのTGA-MS測定が可能
高質量領域での透過率向上と低質量領域(H2、Heなど)での感度向上のためのプレフィルター付き双曲四重極システム
高ダイナミックレンジと長寿命を実現するディスクリートダイノードと一体型ファラデーカップを備えたSEM
MSおよび熱分析データの3D表示
Proteus®ソフトウェアによる操作とデータ評価