自動分散補償機能を備えた超短パルスチタンサファイアレーザー
• サンプル上にて最大のピーク出力を照射
• 広い波長チューニング範囲を持つため、一般的に使用される蛍光体に対し
• 効率良く励起することが可能
• 完全自動
• 優れたビームとポインティングの安定性は、顕微鏡のへの入射位置を
• 維持するために非常に重要
• バイオイメージング
• 2光子励起蛍光 (2PF)
• 第2高調波発生顕微鏡法 (SHG)
• マルチモーダル顕微鏡
• テラヘルツイメージング
• 超高速分光法
• 時間分解フォトルミネッセンス
• 非線形分光
• 半導体計測
• レーザー材料加工
• アンプのシード
概要
Mai Tai DeepSeeチタンサファイア発振器は、特許取得済みの自動分散補償機能を備え、多光子顕微鏡での使用を目的とし特別に最適化されています。Mai Tai DeepSeeレーザーは、業界最高レベルのピークパワーをサンプルに照射することができ、蛍光シグナルを最大化することができます。さらに、平均出力は2.4Wを超え、波長可変範囲はで350nm(690-1040nm)を提供します。
卓越した安定性と多様性
Mai Tai DeepSee は、超安定な再生モードロック技術を採用しております。波長は制御用コンピューターにより容易に可変することができます。StabiLok 技術により優れたビーム位置安定性や平均出力の変動幅を最小限にするだけではなく、波長ドリフトも軽減し、システムの信頼性を高めています。これらの2つの機能を持つ Mai Tai DeepSee は、市場において最も信頼性及び汎用性の高いハンズフリーのフェムト秒レーザーです。
深部組織イメージングのための分散補償機能内蔵
Mai Tai DeepSee発振器を使用する事により、平均出力の増加によるサンプルの損傷のリスクを低減し、より深い浸透深度を実現できます。超短パルスレーザーパルスが光学材料(例えば、ウインドウ、レンズ、非線形結晶など)を透過するときは常に分散量が追加される事で、パルス幅が長くなります。このパルス幅の延長は、得られる蛍光シグナルに悪影響を及ぼします。Mai Tai DeepSeeオプションは、レーザーが導入される光学セットアップで発生する分散を事前に補償することで、観測される蛍光信号を最大化することができます。平均出力を増加させる事が、サンプルを損傷させる危険性につながる場合、蛍光を増加させるための唯一の方法は、可能な限りピークパワーを上げることです。