Spirit-NOPA™は、市場で高く評価されたSpirit™ HE™およびSpirit™ One™超短パルスレーザー用に特別に構築および最適化された自動non-collinearオプティカルパラメトリックアンプ (NOPA)ファミリーです。ターンキーの高繰返し周波数のSpiritフェムト秒レーザーは、Spirit-NOPAと組み合わせることで、神経科学、分光法、およびその他の超高速科学アプリケーションにおける生体内深部組織イメージング用のパワフルでユーザーフレンドリーな調整可能な高繰返し周波数の超短パルス源を作成します。
• 3光子イメージング用高パルスエネルギー
• 幅広いチューニング範囲: 650nm - 900nm (signal)、1200nm - 2500nm (idler)
• パルス圧縮: <70fs (signal)、<100fs (idler)
• 高繰返し、超短パルス
• 紫外から近赤外までの波長範囲
• パルスコンプレッサー内蔵
3光子イメージングにおけるSpirit-NOPA-VISIRの性能
Spirit-NOPA-VISIRは、市場実績のあるSpiritプラットフォームとの組合せにより、3光子励起顕微鏡として理想的なプラットフォームを提供します。Spirit-NOPA-VISIRは2つの増幅ステージで構成されています。初段の増幅ステージは、non-collinearであるため、広い帯域幅が生成され、次段の増幅ステージは、collinearであるため、広いチューニング範囲が可能になります。
Spirit-NOPA-VISIR は、深部組織の3光子イメージングに重要な波長を含む、650nm~900nm (signal) および1200nm~2500nm (idler) 、広範囲に調整可能な超短パルス出力を提供します。オプションとしてsignal出力は外付けのプリズムベースのコンプレッサーユニットを使用して、<70fsまで圧縮することができ、idler出力は内蔵のバルクコンプレッサーを使用して、<100fsまで圧縮することができます。
Spirit-NOPA-VISIRはコンピューターにより完全制御されており、ユーザーフレンドリーな操作が可能です。2P励起イメージングやオプトジェネティクスのアプリケーションをカバーするために、Spirit-NOPA-VISIRはデュアルパルス長オプションを設定することができます。このオプションにより、Spirit-NOPA-VISIRの拡張されたチューニング範囲で、狭帯域幅の非圧縮レーザーパルスが利用可能となり、signalとidlerの間のギャップを埋めることができます。デュアルパルス長オプションは、オプトジェネティクスにおけるニューロンの光刺激や、900nm~1200nmの波長範囲における蛍光色素の励起に最適です。
Spirit NOPA 内蔵ハーモニックジェネレーター
Spirit-NOPA-3Hは、第3高調波発生器を内蔵しており、その出力は520nm~900nmで調整可能で、パルス幅は30fs以下と短く、出力エネルギーは0.5µJを超えます。
Spirit-NOPA-2Hは、Spirit IRビームを520nmに変換する第2高調波発生器を内蔵しています。Spirit-NOPA-2Hの出力は650nm~900nmで調整可能で、パルス幅は30fs以下と短く、出力エネルギーは3µJを超えます。
Spirit-NOPA (-3H, -2H) は、コンピュータにより完全制御されており、波長を簡単に調整できます。内蔵の帯域幅セレクターと統合されたコンピュータ制御コンプレッサーにより、他の超短パルスレーザーでは比類のないパルス幅の敏捷性が実現します。