高出力フェムト秒レーザー:高精度マイクロマシニングの新しいスタンダード
• シングルショットから最大1 MHzまで調整可能な 繰返し周波数による高スループットを実現
• ユーザー設定可能なバーストモードによる高効率アブレーション加工の実現
• 完全自動コンピューターコントロール
• OLEDディスプレイ加工
• レーザーカッティング/穴あけ
○ 半導体ウェーハダイシング
○ ポリマー切断
○ 金属切断および穴あけ
○ サファイア切断および穴あけ
○ 多結晶ダイヤモンド (PCD)切断およびアブレーション
• 硬脆弱材料の精密微細加工
• 3光子蛍光顕微鏡法
• 光パラメトリック増幅器の励起
Spiritは、ポリマー、薄い金属、サファイア、多結晶ダイヤモンド、その他のさまざまな材料への産業用高精度マイクロマシンイング用フェムト秒レーザーの新たなスタンダードとして位置づけられます。このレーザーの持つ高出力、高いパルスエネルギー、高繰返しはスループット向上させます。また、このレーザーの持つ産業用としては最も短いパルス幅、かつ優れたビーム品質は複雑な難加工材料に対して高精度、高品質、熱影響(HAZ)の無い加工を高スループットで実現します。
最高の機能による最高のスループットと最高の精密加工
業界で実績のあるSpiritプラットフォームに新たな機種を加え様々なアプリケーション応用を可能にする、多彩で優れたパフォーマンスを提供します。高出力(> 140 W)と高パルスエネルギー(> 600 µJ)を高繰返し周波数と組み合わせることにより、フェムト秒の精密加工アプリケーションを低維持コストで最高レベルのスループットに押し上げます。ユーザー設定可能なバーストモードは、アブレーション効率を向上させ、特定の材料におけるスループットと品質を向上させることができます。Spirit1030-140のパルスエネルギーと繰り返し周波数の調整機能(シングルショット– 30 MHz)は、アブレーションと切断の理想的なソースとなります。内蔵されたパルスピッカーは、アナログ入力信号を介した単一パルス選択と高速パワー制御により、レーザー出力を完全に制御します。
Spirit 515-50は、515 nmの波長で50 Wを超える出力とおおよそ300 fs以下のパルス幅を提供します。この短い波長では、材料に応じて、他の技術で得られる速度と同等またはそれ以上の速度で、最高機能の加工が可能です。
24/7運転を可能にした信頼性
Spiritシリーズは信頼できる24/7稼働を可能にする厳しい品質基準に基づいて設計されています。ビルトイン・データ・ロギングと分析機能により、システムの寿命の間、レーザー・パラメータのモニタリングを提供します。 これは、製品の使用時間と生産性を強化する予防保全とサービスのために欠くことのできない診断法となります。