電位・腐食速度測定用電気化学分析装置
コンクリート内部の鋼材が腐食すると、鉄筋部分の有効面積が減少し、体積が膨張する。この膨張はコンクリート要素の解体を伴い、材料の力学的特性や耐久性を低下させ、その結果、関係する構造物の安全性を低下させる。
したがって、コンクリート要素内の鉄筋の腐食の程度を検出することは、劣化の状態を特定し、調査対象の構造物の安全性を評価する上で考慮すべき基本的なパラメータの1つである。
腐食電位・速度測定用電気化学分析システムNOVASCAN C310Aは、電極分極の理論を用い、電気化学試験法(自然電位法)、構造物の健全性評価に関する規制の要件に従って設計されています。
- 高い検出精度:腐食電圧の検出精度は+/-0.1 mVです。
- 試験結果は階層的なグラフィックで表示: 腐食の程度は、電極の範囲に対応して、階層的なグラフィックで表示されます。
- 2つの作業モード: 単一電極と二重電極。
- 範囲: n +/- 1000 mV
- 精度:0.1mV
- 電源:内蔵充電式リチウム電池
- 記憶容量:234ポイント
- 画面:n160mm×128mm LCD
- 電極サイズ:φ30mm×180mm
- 調査したエリア234 m2
- 寸法212mm x 134mm x 50mm
- 重量:0.9 kg
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