OMPSAの電子フィーダーは、80年代半ばからこの分野での経験を生かして開発されたもので、特に、高速生産が要求される順送型の金型を使用し、どのような種類の金型にもアーク送り幅を変更できるような加工に適しています。
電気キャビネットに設置された制御盤は、オペレーター・インターフェースとカムポジショナーで構成されています。オペレーター・インターフェースにより、送りステップ、速度、加速、減速、生産個数の設定が可能で、全てのパラメーターはプレス運転中に変更でき、機械を停止する必要がありません。カムポジショナーは、送り角度の調整を可能にします。
前進ステップの精度は、モータのエンコーダ、またはご要望に応じて、バンド上に直接配置されたメートルホイール付きエンコーダによって保証され、その接触強度は、付属の空気圧シリンダを介して調整することができます。大径ローラーのカップルは、オイルバス内の4つのギアセットによってモーター駆動され、ブラシレスモーターで駆動されます。上ローラーはバンドの厚みに合うように振動するタイプで、閉じる強さは別々に調整可能な2つの空気圧シリンダーによって与えられます。パイロットパンチ付き金型の場合、上ローラーの開閉指令は機械式(カム式)または電子式(厚みとワーク角度を設定した電子カム式)があります。
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