SNAP-PAC-R2プログラマブルオートメーションコントローラは、制御、通信、I/O処理をコンパクトなラックマウントパッケージで提供します。SNAP PACシステムの4つのコンポーネントの1つであるSNAP-PAC-R2は、PAC Projectソフトウェア、SNAP PAC Brains、SNAP I/Oモジュールと完全に統合されています。
付属のPAC Project Basicソフトウェアスイート(または別売りのPAC Project Professional)とともに使用することで、イーサネットベースのSNAP-PAC-R2は、産業用制御、リモートモニタリング、データ収集のほぼすべてのニーズに対応できます。
システムアーキテクチャ
このインテリジェントでフレキシブルなPACは、いくつかの方法で使用することができます。SNAP-PAC-R2は、I/Oモジュールを搭載した独自のラックで完全なセル制御を行うことができます。また、SNAP PACとgroov EPIC I/Oユニットを同時に制御して、より大きなシステムを構築することもできます。またはR1は、groov EPICプロセッサーまたはSNAP PAC Sシリーズコントローラーによって制御されるI/Oユニットとして、より大規模な分散制御システムで使用することもできます。ControlLogixやMicroLogixなどのアレン・ブラドリーのLogix PLCシステムのインテリジェントなリモートI/Oとして使用することもできます。
ネットワーキング
各SNAP-PAC-R2には、独立した10/100 Mbps Ethernetネットワークインターフェイスが2つ搭載されています。これらのインターフェイスには個別の IP アドレスが割り当てられており、社内ネット ワークから制御ネットワークをセグメント化したり、リンク障害やメンテナンス時にイーサネッ トリンクを冗長化したりすることができます。さらに、コントローラにはハードウェアハンドシェイク機能付きの RS-232 シリアルポートが搭載さ れており、モデム経由の PPP(ポイントツーポイントプロトコル)通信や、シリアルデバイスへの直接接 続に使用することができます。
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