標準化された旋盤用インターフェイス
PTI (Polygonal Turning Interface) は、旋盤用レボルバーの標準化を可能にする、全く新しいレベルの革新的なツールインターフェイスです。このインターフェイスの主な設計上の特徴は、フラッシュフィッティングによる8面多角形テーパーです。
PTIシステムでは、OTT-JAKOBのクイッククランプシステムにより、静止工具と被駆動工具がクランプされます。インターフェースには、クーラントとシーリングエアー用の穴が開いています。また、データおよびエネルギー伝送用のインターフェースも備えているため、PTIはインダストリー4.0環境にも組み込むことが可能です。PTIは、PTI42、PTI54、PTI65の各サイズがあります。
PTIは、OTT-JAKOBが主要な参加者となった共同研究プロジェクトの一環として開発されました。最終的な目的は、シャフト、ホルダー、カップリングを標準化することです。そのために必要なステップは、市場投入の成功の後、現在進行中です。
優れたねじれ剛性と繰り返し精度
多角形テーパーにより、ねじりモーメントを形状記憶させることができます。また、この設計により、正確な繰り返し位置決めが可能になりました。その結果、手動で工具を調整する必要がなくなりました。
最高の曲げ剛性
フラッシュフィッティングにより、PTIシステムはより高い曲げモーメントに耐えることができます。4本のネジを使用したクランプオプションは、さらなる曲げ剛性を可能にします。
より迅速な工具交換
OTT-JAKOBのクイッククランピングシステムは、工具交換の時間を大幅に短縮し、設備コストを効果的に削減します。工具のクランプとアンクランプは、トルクレンチで作動するシンプルなスクリューで行われます。
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