ProteoxMX 多くの配線容量に対応し、多数の実験に対応可能なモジュール式の無冷媒希釈冷凍機
Features
• 豊富なLOS(Line-of-Sight)ポートを備え多数の同軸配線が必要なアプリケーションに対応。
• ミキシングチャンバ―プレートは直径360 mmであり、大容量の試料室空間へ様々な実験セットアップを取り付け可能。
• カスタマイズ可能な自立型二次インサート。
• 複数の二次インサートを用いれば希釈冷凍機を多目的に利用することが可能。
• 特許取得済みのガスギャップ・ヒートスイッチ技術により、システムプレート間の熱伝導を自在にコントロール。
• 新開発のガスハンドリングシステムにより、ミクスチャーガスを長期間保持する信頼性が向上。
Platform Solutions
ソフトウエア
• ローカルでの装置制御に加え、OSに依存しないソフトウェアを利用して装置へリモートアクセスが可能。
• ワンボタン操作のための自動化ルーチン。
• 完全なマニュアル制御と、プログラム可能インターフェースを利用したカスタムルーチン制御に対応。
• ライブプロッティングによる強力なデータ参照・グラフ化パッケージ付属。
システム
• ガスハンドリングシステムを全面的に再開発し、長期的なミクスチャーの保持のために最小限の配管接続箇所とO-ring接続数を実現。
• 高剛性フレームを採用し振動を最大限に低減することにより、アクティブダンピングが不要。
• 相互に互換性のあるモジュール式でアップグレード可能なプラットフォーム。
カスタマイズ可能な二次インサート
複数のユーザーや複数の実験を行う場合、又はシステムを長期間運用することを考えた場合に最適なオプションです。サイドローディングの二次インサートは、Proteoxシステム間で相互に交換することも、装置から取り外して作業台で実験セットアップを組み付けることも可能です。光学実験では、システムの外で光学的アライメントを行うことができるため、セットアップ時間を短縮可能です。
カスタム化された二次インサートを使用することで、同軸配線、サーキュレーターやアンプなどのコールドエレクトロニクスを製造時に工場で組み込んでテスト後に納品することにより、システム到着後すぐに実験が始められます。
• 2次インサートに必要な部品を直接組付け。
• 工場で敷設できる低温エレクトロニクス用ブラケットを多数用意。
• アンプやアイソレータを同軸配線に組み付けて、試料空間を最大限活用。