CW1コネクタは、自動車のヘッドランプのLEDモジュールなどの配線接続に使用できます。高さがわずか3.4mmと低いため、LEDの照射角度への影響を最小限に抑えることができ、非常に小型で薄型のLEDランプモジュールを実現します。独自のSMD端子構造により、CW1は高い耐振動性と125℃までの高い耐熱性を有しています。また、特殊防止ガードによりロック不良の可能性を排除し、作業性を向上させています。
デイタイムランニングライト(DRL)、リアランプ、シフトレバー、バッテリーマネージメントシステム(BMS)などのアプリケーションは、基板とFPCの接続で実現されることが多いです。CF1は、FPC側のプラグと基板側(PCB)のリセプタクルで構成されているため、先進的な方法でその役割を果たしています。この設計により、FPCとコネクタ間の安定したはんだ接触と、信頼性の高い金属対金属端子接続を実現しています。金属端子直結のコンセプトは、EV車やハイブリッド車のBMSとバッテリーパックとの接続にメリットがあります。
CF1は、FPCやプリント基板との接続にワイヤーハーネスを必要としないため、部品点数の削減と実装工数の削減が可能となり、コスト削減と信頼性の高い生産が可能です。ダブルクリップ構造(メタルクリップ接点構造)の採用により、125℃までの耐衝撃性、耐振動性に優れています。コネクタのロック構造により、不完全嵌合を防止し、作業性を向上させています。
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