現代の工業工程におけるエネルギープロバイダーとしての圧縮空気の重要性は広く認識されています。 ただし、品質の高い空気処理の必要性は見過ごされがちです。実際に、システムに侵入する空気は湿分を含み、それが冷却されると水に変化し、圧縮空気ネットワークばかりでなく、最終製品も損傷させます。それらの高く付く汚染問題は、PNCシリーズ非循環冷凍式エアドライヤ(200~1200 cfm)を設置することで防ぐことができます。
Parkerの4-in-1(4つの機能を1台にまとめた)熱交換器は、圧力損失が極めて小さく、秀でた性能を発揮し、圧縮空気処理工程全体の効率を著しく高めます。
圧縮空気浄化機器は、妥協のない性能と信頼性を発揮するとともに、空気品質と最低運用コストとの適正なバランスを図ります。多くの製造業者が汚染した圧縮空気をろ過および浄化するための製品を提供していますが、それらは初期の購入コストに基づいて購入されることが多く、提供する空気品質や、全寿命を通じた運用コスト、環境影響などがほとんど顧みられていません。浄化機器を購入する際は、供給される空気の品質、所有に伴う全般的なコストおよび機器の環境影響を常に考慮しなければなりません。
特徴/利点:
•最高のシステム性能を実現するための最適な露点レベル
•ユニークな4-in-1式の熱交換器
•高い信頼性、ならびに使用およびメンテナンスの容易さ
•環境に優しい。
•極端に少ない圧力損失
•使い易くて信頼性が高い制御盤
• CETLU収載済み
•すべての州でCRN登録済み
•起動前および「オフ」サイクル時にコンプレッサーの潤滑剤健全性を確保するために、コンプレッサー油への冷却材混入をクランクケースヒーターが防ぎます。
•大きめの復水器が周囲温度115˚F (45˚C)までで作動します(前置フィルター付き)。
• ISO9001認証の施設で製造されたドライヤー
間接コストの低減
エアドライヤの圧力損失を補うためにコンプレッサーに必要な電気は、5年間の合計コストの約25%に当たります。ParkerのPNCシリーズの平均圧力損失は、従来のシステムの圧力損失のおよそ半分です。
極めて低い差圧
Parker冷凍式ドライヤは、業界平均差圧5.0 psidに対して平均2.0 psidと極めて低い差圧を実現します。
500 scfmドライヤを年間8,760時間作動させた場合のコスト節約の例:
1 kW当たり$0.05=年間$546
1 kW当たり$0.10=年間$1091
1 kW当たり$0.15=年間$1638
PNCシリーズは、圧力損失を最小化することによって運用コストを著しく減らします。