Airnet® II 4チャンネルは、常時モニタリング用の遠隔操作式据置型気中パーティクルカウンタです。粒径区分は4段階で、測定粒径、流量の異なる5つのモデルがあります。
コンパクトな本体は水平方向にも垂直方向にも取り付けでき、また、環境に応じて電源方式 (標準のPoEまたはオプションのDC) が選べます。導入が容易で、特に設置スペースが限られている場合やモニタリングするポイントが多い場合に適した装置です。
通信障害からサンプリングデータを守るバッファリング機能や、流量の変動率が15%に達するとアラームを出力し、レーザーを自動的に停止する機能、レーザーの不良を検知する機能があり、装置とデータの安全性と信頼性を保ちます。
クリーンルームのモニタリングを統合管理するソフトウェア Facility Net (オプション) に 接続することで、Airnet II 4チャンネルの測定データをリアルタイムに収集、閲覧、分析することができます。
主な仕様
• 4段階の粒径区分
• 可測粒径はモデルにより、0.2/0.3/0.5/1.0/5.0/10.0 μm
• 流量はモデルにより、2.8 LPM または 28.3 LPM で測定
• 長寿命レーザーダイオードを搭載
• 耐薬品性にすぐれたポリカーボネート製の筐体
• 選択可能な電源方式 (標準のPoE またはオプションのDC)
• 4-20 mA出力 (オプション)
• PMS TCP/IPまたはModbus TCP/IPが選択可能
• 流量の異常を検知するとレーザーを自動停止
• データバッファがネットワーク障害時にも測定データを保持