振動計の測定範囲は0~200m/s²です。200m/s²の加速度を測定できます。加速度に加えて、速度、変位、周波数、ISO 18016-3の測定も可能です。振動測定中は、振動計にFFTビューが同時に表示されます。ボタンを押すと、FFT分析から振動の実際の波動表示に切り替えることができます。これにより、振動計による振動の解析・評価がより正確に行えるようになりました。振動計の振動センサーのマグネットホルダーは、最小半径20mmの曲面にも取り付けられるように設計されています。
振動計には、振動のほかに赤外線温度センサーが内蔵されています。この温度センサーでは、表面温度が-70〜380 °C / 158〜7 °Cの範囲で測定できます。380 °C / 158 ~ 716 °Fの表面温度を測定することができます。また、振動計のもう一つの測定機能として、非接触式の速度測定があります。
振動計には4GBのメモリが搭載されています。測定データは、振動計からPCに転送できます。データを解析するためのフリーソフトが用意されています。
振動計には多くの機能があるため、普遍的な測定ツールとなります。そのため、振動計は発電機やエンジンのメンテナンス作業などにも使用できます。また、オプションでISO認証を取得することも可能です。
- 測定範囲 0 ~ ...200m/s2
- 赤外線温度計測
- 4GBのデータストレージ
- 8時間の電池寿命
- オプションでISO校正証明書付き
- 振動のFFT分析とウェーブビュー
---