安全装置診断 (SDD) により、ピルツの広範な診断データを安全装置に呼び出すことができます。これにより、お客様の施設でのサービス業務が軽減されます。エンドユーザには、機械の高い可用性とダウンタイムの削減の利点があります。
シンプルな拡張性により、安全装置診断はメカトロアプローチに対応します。これは、ジャンクションボックス付きフィールドバスモジュールと安全装置 (PSENcodeなど) で構成されています。安全装置の従来の信号接点は、フィールドバスモジュールにより自動的に有効化され、診断システムが有効になります。
新製品: 安全装置診断にも対応する安全扉システムPSENmlock
安全扉システムPSENmlockがSDDに対応しました。PSENmlockを安全装置診断と組み合わせて使用すると、直列接続の利益を数多く得ることができます。総合的な診断機能とステータス情報により、ダウンタイムを削減でき、一連の個々のスイッチのガードロックを順に有効化、無効化することもできます。これにより、低コストの直列接続が可能になり、配線作業を最小限に抑えることができます。
1つのセンサ、拡張診断
サービス工数の発生を防ぎ、ダウンタイムを削減する広範な診断 (ウェブサーバ経由のリモート診断など)
同一センサおよびオプションのIP67配線の利用によるわかりやすい診断
情報はフィールドバスモジュールの内蔵ディスプレーを介して直接受信
直列接続であるため現場ですばやく簡単に取り付け
全安全装置用の設備バスへのインタフェース
フィールドバスモジュールのI/Oを介してサードパーティ製の装置を直接接続
PNOZ XまたはPNOZsigmaと組み合わせて、経済的でトータルなワンストップソリューション
安全装置診断の特徴
フィールドバスモジュール、ジャンクションボックス、安全装置で構成されるシステム
フィールドバスモジュールによる安全装置の自動的な有効化
直列接続または個別配線された16台のセンサに対応
コンフィグレーション可能なI/Oを6台追加
ケーブル長: 最大総延長900 m、装置1から装置2へは50 m、最終装置から通信モジュールまでは150 m
応答時間 (非安全関連): 安全関連データについては各安全装置を参照、診断データ < 1 秒
安全装置
をいつでもどこでも監視
安全装置 (PSENcodeなど) は、フィールドバスモジュールから自動的に有効化されます。これにより、安全装置診断の信号接点が有効になります。その結果、たとえば現場のセンサを簡単に直列接続して、ウェブサーバからのリモートメンテナンスを実行できます。
安全装置診断は、お客様のアプリケーションに最適のソリューションになります。いつでも、どこからでも、安全装置の全体像を把握できます。