PL711は、HiPIMS技術(ハイパワーインパルスマグネトロンスパッタリング)に基づいたコンパクトなスパッタコーティング装置です。平面型HiPIMSカソードを2基搭載し、生産性の高いプロセスで窒化物およびカーボンコーティング(DLC2、DLC3)の成膜が可能です。
カルーセル内の高いイオン化を伴う高密度プラズマにより、均質なコーティングと高い成膜速度が得られます。PL711のコーティングは、高密度、高硬度、優れた密着性を維持しながら、優れた平滑面を提供します。
テクノロジー
PL711コーティングユニットは、HiPIMSテクノロジーによる2つの平面スパッタリングカソードを使用しています。
エッチングプロセス
PLATIT PL711コーティングユニットでは、いくつかのエッチング技術を使用することができ、様々な利点があります:
LGD® (横方向グロー放電)
アルゴン、グロー放電によるプラズマエッチング
金属イオンエッチング(Ti、Cr)
蒸着タイプ
スパッタ窒化物コーティング
反応性および非反応性プロセス
ターゲットTi、Cr
350℃までのコーティング温度
スパッタCrおよびPECVD a-C:H:Si
DLC2(PECVDコーティング)
ターゲットCr
コーティング温度 180-220
負荷とサイクル時間
コーティング量:最大ø600 x H805mm
塗布高さ(膜厚規定時):最大500mm
荷重:最大250kg、要相談
バッチ/日: 2
モジュラーカルーセルシステム
3軸または
6軸または
9軸
ソフトウェア
PLATIT SmartSoftware (PCおよびPLCシステム)
簡単な操作とメンテナンス
タッチスクリーンでのメニューナビゲーションによる最新のユーザーインターフェース
データ記録とデータ管理を含むリアルタイムのプロセス可視化
手動および自動プロセス制御
遠隔診断とメンテナンスが可能
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