マイクロディスペンスノズルアウトレット付き容積型ディスペンスバルブ
ポジティブ・ディスプレイスメント・バルブMV250は、高度な精度と再現性が要求されるアプリケーションに少量の材料を吐出することができる真のポジティブ・ディスプレイスメント・メータリング・バルブです。吐出量は、バルブのマイクロメータ調整設定により、変位ロッドの移動量を調整します。
ポジティブ・ディスプレイスメント方式の利点は、粘度や材料の圧力の変化によって吐出量が変化することがないため、プロセスを変化させる変数を排除できることです。また、MV250は軽量でスリムなデザインのため、手動のディスペンスシステムや全自動のプラットフォームに組み込むことができます。PVAのマイクロディスペンスノズルは、精密なテーパーを採用しているため、先端部に液剤が溜まることなく、搬送効率が向上します。また、低粘度の液体も、表面張力の低下により、非接触で吐出することができます。
MV250には以下のような機能が搭載されています。
0.1サイクルあたり0001 cc~0.0120 ccの吐出量
真のポジティブ(ロッド)ディスプレイスメント方式の計量動作
調整可能なマイクロメーターでショットサイズの変更が可能
エアセクションへの材料の混入を防ぐ分割型デザイン
精密な入口と出口のチェックバルブにより、正確な計量が可能
新設計のOリングとパッキンにより、シールの長寿命化を実現
流体部にステンレスを採用し、材料の互換性を確保
液体部にパージ用のブリードポートを装備
ノズルはステンレス製またはセラミック製
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