KDCシリーズは、円筒、円錐、曲面、複雑な形状の大型ワークの旋削、中ぐり加工を目的としたヘビーデューティー門型立型旋盤です。
レールヘッドにはツールスピンドルを装備することができ、ドリル加工やフライス加工を行うことも可能です。
最新のシーメンスSINUMERIK 840D CNCとデジタルドライブテクノロジーの採用により、最高の性能とすべてのドライブおよびコントロールコンポーネントの完全な互換性が保証されています。
KDCシリーズ立型旋盤は、豊富なオプション装置とともに、お客様の個別のご要望にお応えしています。
工作機械本体は、テーブル付きベース、2本のコラム、コネクティングビームからなり、これら全てが機械的に接続され、剛性および安定性の高いフレーム構造を形成しています。工作機械の主要部材であるベース、テーブル、コラム、クロスレール、レールヘッドは、高級鋳鉄で作られています。これにより、高い幾何学的安定性と優れた振動減衰性が確保され、加工された構造物よりも優れています。
主な特長
-厳しい加工条件に対応したコンパクトなデザイン
-高い加工剛性と加工精度
-1つまたは2つのレールヘッドによるワークの複合加工
-旋削用レールヘッド、オプションでフライス加工とドリル加工用レールヘッドを装備
-X軸とZ軸の送り駆動は、精密なボールネジ式トランスミッションで実現
-ツール/ツールヘッドマガジン - オプション
-ハイデンハインの高分解能リニアスケールによるCNC軸の位置の直接測定
-ツインメインドライブおよびC軸ドライブ
-レールヘッドとラムの移動に静圧ガイドウェイを採用(オプション
-テーブル走行駆動(Y軸)付きも可能
-ISO/BT、CAPTO、KM、その他あらゆるツーリングシステムに対応
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