5000シリーズベアリングは、400シリーズベアリングと構造が似ていますが、外輪にフランジが付いていて、チューブやハウジングに押し込んだときにベアリングが位置決めされるので、外部取り付け器具が不要になります。この軸受は、中程度の荷重と回転数で、回転精度と騒音レベルの要求が、より高価な精密研削軸受を必要としない場合に使用されます。このシリーズのベアリングは、保持器なしの総ボール形です。外輪はケースハードニングされており、ユニット化されたアセンブリの外輪にある軟鋼バンドにより、ハウジングの公差を小さくすることなく、軸受をハウジングに圧入することができます。この軸受は、標準としてグリースを塗布した状態で供給されます。この軸受は、毎分1,200回転を超えない回転数で使用するように設計されています。
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