自動車用リングギアから中型トラックの歯車まで
RZ 260 4.0創成研削盤は自動車産業向けの当社機器で最も大きな部品領域をカバーします。これには自動車と中型トラック用のすべての歯車、すなわち、0 – 260 mmの直径範囲から0.5 – 5 mmのモジュール範囲が含まれます。
自動車とトラック用トランスミッション歯車の量産という主要用途に加え、この機械は個別の試作ワークや小規模生産といったフレキシブルな使用にも適しています。このことは、たとえばプロファイル研削用の追加の研削ヘッド、ラインドレス、それにオプション「機上測定」を見れば明らかです。
260の設計原理はダブルスピンドル技術、軸移動の並列化、全スピンドルのレスポンス性、及び高速の研削速度に基いています。
旋回Cドレス軸により、ライスハウァー開発の、ラインドレス、マルチリブフルプロファイルロールによるドレス、トポロジカルドレスといったすべてのドレス技術が使用可能です。
セットアップ時間の短さが機械のフレキシビリティを高めます。テールストックオプションにより、ディスク・タイプに加えてシャフト・タイプのワークも研削可能です。標準フル装備機はコンパクト構造により、容易に既存の製造ラインに組み込めます。操作方法は他の型式RZ 60 4.0とRZ 160 4.0と同じであり、RZ 60 4.0とRZ 160 4.0のオペレータはRZ 260 4.0を即座に高い生産性をもって使いこなすことができます。
RZ 260 4.0 は自動車、トラック業界のみならず、ジョブショップでも定評があります。