HS20 レーザーシステムは、過酷な作業環境での使用に最適で、最長 60m の軸で ±1.0ppm(基準長さの 100 万分の 1、つまり 1µm/m)の精度を実現します。
特長とメリット
サブミクロン単位の分解能 - 機械のフィードバックシステムに統合した場合は、最大 2m/s の速度でサブミクロン単位のフィードバックを行います(構成によって異なります)。
非接触式計測 - ヒステリシス、バックラッシュ、機械偏差、周期偏差など、ボールねじやラック&ピニオンのフィードバックシステムに付きものの偏差を排除します。
簡単な構成とセットアップ - 1 セットのディップスイッチによりレーザーヘッドを簡単に設定できます。
様々な環境条件で精度を維持するには、周囲環境の変化による空気の屈折率の変動を補正する RCU10 リアルタイム環境補正システムを HS20 と組み合わせて使用する必要があります。RCU10 を使用することによって、レーザー波長基準の分解能をより区切りのいい分解能に変換することもできます。例えば、RCU10 を使用して 633nm を 1µm の出力分解能に変換することができます。