VIONiC とは
VIONiC デジタルインクリメンタルエンコーダシステムのリードヘッドには、市場での高い実績を誇るレニショーのオプティカルフィルター機構と高度内挿分割技術が組み込まれており、超高精度を実現しています。
VIONiC システムはさまざまな速度、分解能に対応しており、各種リニアスケールやロータリースケールを使用できます。そのため、高精度なフィードバックを得られる最も汎用性の高いエンコーダと言えます。また、直感的に使用できる自動キャリブレーションモードが搭載されているため、VIONiC リードヘッドは簡単に取り付けることができます。
新機能
*VIONiC エンコーダは、製品タイプすべてで低周期誤差を実現し、最高分解能 2.5nm を備えています。
RTLC20 スケールとは
RTLC20 は、ユーザーが選択可能な IN-TRAC リファレンスマークを実装し、20µm ピッチのインクリメンタル目盛りが刻まれた薄型のステンレススチールテープスケールです。精度は±5µm/m で、スケール最大長は 10m です。取付け方法には 2 種類あります。どちらの方法でも、機材に影響されない熱膨張率を確保でき、また簡単に取り付けられます。
RTLC20 には、画期的な FASTRACK™ スケールガイドシステムを使用できます。FASTRACK を使用すると、取付け穴を用意する必要なく、短時間で簡単にスケールの経路を敷設できます。位置合わせのためのスペーサを外して、テープスケールを経路に挿入します。
RTLC20-S は両面テープで機材に固定します。両面テープは、機材に影響されない熱膨張率を維持できるように製造されています。
なお、どちらのスケールタイプにしても、1 ヵ所をクランプ固定して基準位置を配置して、取付けを完了します。