REVO システムは、超高速測定に発生する三次元測定機の動的誤差を、測定機と同期した動きと 5 軸測定技術によって大幅に抑えています。
複雑な高速移動は REVO-2 ヘッドに任せ、測定機には低速の直線移動のみを任せることで、この誤差軽減が実現しています。そして、汎用性の高いプローブ (先端で検出) を使用することで、システムの精度と性能をさらに向上しています。プローブシステムは交換可能であり、チェンジャと組み合わせることで、システム構成を幅広く構築可能です。
高速性、正確性、敏捷性
REVO 5 軸測定システムの新規導入やアップグレードには、下記のメリットがあります。
-表面粗さ測定と寸法検査
-15%~50%のサイクルタイム短縮
-最小限の設備投資で検査処理量が最大化
高速測定
500mm/sec の最高測定速度で、スループットの向上に貢献
最大 4000 点/sec のデータ収集速度
無段階位置決めと 5 軸動作で、測定ポイントから測定ポイントへ移動する間の非生産的な時間を削減
すべての位置を割り出す高速キャリブレーションによって、測定時間をしっかり確保
高いシステム精度
5 軸スキャニングによって三次元測定機自体の動作を抑え、三次元測定機に起因する動的誤差を低減
スキャニング測定圧力を極力低く抑えることで、スタイラスの摩耗を軽減
届きにくい形状でも、無段階位置決めと 5 軸動作で容易に測定
独自の検出技術で高いシステム精度と柔軟性を実現
高い柔軟性
最大リーチ 800mm (ヘッドの回転中心から)
複数のプローブ/スタイラスを切替え可能
レニショーソフトウェア UCCserver (I++ DME コマンドプロトコルベース) で REVO-2 をコントロール
切替え可能なプローブシステム。さらにチェンジャと組み合わせることで、システム構成を幅広く構築可能