RENKの垂直ベアリングVシリーズは、主にポンプ、ファン、タービン、電気機械などの垂直設計の低速から中速の機械に使用されています。VTベアリングは、ラジアルとアキシャルを組み合わせたスラストガイドベアリングとして、VGベアリングはラジアルガイドベアリングとしてのみ提供されています。
VTベアリングの主な特徴は、傾斜可能な丸いRENK RDスライドシューにあります。このスライドシューはカップスプリングで支持されており、アキシャル方向の荷重を均一に分散させることができます。ラジアルコンポーネントは、ガイドベアリングとして機能します。必要に応じて、円筒形のシェルの代わりに4枚葉のシェルを使用することができます。このシェルはシャフトを安定させる効果があり、負荷ラジアル荷重を受けるか、全く受けないようにします。
VT / VGベアリングは、それぞれの使用条件に応じて、自然冷却、外部潤滑、内蔵水冷のいずれかで動作します。ファンを使用することで、自然冷却の使用範囲が広がり、高速回転にも対応できます。外部潤滑システムを使用する場合、ハウジングにはオーバーフロー室があり、機械が停止するまでの短期間の緊急運転に必要な潤滑油が常に確保されています。
特徴
縦型用途に特化したベアリング設計
動作時の騒音・振動は一般的に小さい
ベアリングの温度を簡単に評価できるため、状態監視を効率的に行うことができます。
多数の組み合わせオプションのあるパッケージとして利用可能
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