RENKの船舶用シャフトベアリングRADILUS®シリーズのLRとSNタイプは、シャフトラインを持つ従来の船舶推進システムの標準として実証されています。どちらのタイプも自己潤滑性で、要件に応じてサポートベアリングまたはジャーナルベアリング(下部シェルのみあり)として構成することができます。ボールジョイントでハウジングに取り付けられるため、ベアリングシェルは組み立て時にシャフトの位置に適応します。エッジの損傷は避けられ、シャフトトレインの組み立てとアライメントが大幅に簡素化されます。
摩擦熱は、ハウジングを介した放射と対流による自然冷却によって放散されます。必要であれば、耐海水性の冷却システムを潤滑油タンクに組み込むこともできますし、軸受を外部の潤滑システムに接続することも可能です。
SNタイプは、LRタイプに比べて軸受箱のラジアル剛性が高いことが特徴です。このため、SNタイプは、氷上船などの特殊用途の大型サイズに実績があります。
特徴
造船用途に特化したベアリングデザイン
高傾斜でも自己潤滑性を発揮します。
装着したシャフトのオーバーホール・メンテナンスが可能
動作時の騒音・振動は一般的に小さい
ベアリングの温度を簡単に評価できるため、状態監視を効率的に行うことができます。
多数の組み合わせオプションのあるパッケージとして利用可能
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