TS / TB / TL タイプグループのスライドベアリングギアボックスは、高速駆動エレメントの分野におけるあらゆる用途を対象に標準化と開発を行った結果、誕生したものです。このシリーズは、1985年以来、継続的な開発により、あらゆるタイプのアプリケーションに採用され、大きな成功を収めています。
長年にわたる経験と最新の設計・解析ツールを駆使し、幅広い用途に対応した高性能高速ギヤボックスの最適化ラインアップを実現しました。ギアボックスの中心距離は355~1300mmです。3種類の幅で14種類の目盛りが付いており、用途に応じた最適な選択が可能です。ピニオンシャフトとギアホイールはすべて合金製で、耐摩耗性の高いケースハードニング鋼を使用しています。歯車はDIN、AGMA、ISO、APIに準拠した設計が可能で、ケースハードニングと研削加工が施され、歯車形状は各アプリケーションシナリオと運転パラメータに応じて最適化されます。
軸受けには、オフセット設計で細かく最適化されたラジアルスライドベアリングが使用されています。ただし、高速回転の場合はラジアルティルティングパッドベアリングを使用します。標準仕様では、ホイールシャフトのアキシャルベアリングとして、アキシャルスラストカラーが追加されたラジアルスライドベアリングが装着されています。また、別途アキシャルスラスト軸受、機械駆動のオイルポンプ、ローター自動回転装置、バックストップなどの取り付けが可能です。
特徴
アプリケーションに合わせた、ポイントに合わせた伝送が可能
1段式で最大15倍速の伝送が可能
在庫が豊富なため、短納期が可能
メンテナンスフリー
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