MM 500 コントロールは、最大30Hzの周波数で乾式、湿式、凍結粉砕が可能な高エネルギー実験用ボールミルです。MM 500 コントロールは、粉砕プロセスの温度をモニターしてコントロールできる、市場で初めてのミキサーミルです。
温度領域は-100~100℃の範囲をカバーしており、汎用性の高いオプション機能となっています。本機はさまざまな熱流体を使用することができるため、冷却や加熱に多くのテンパリング装置を使用することができます。冷却に液体窒素を選択した場合は、オプションの拡張装置クライオパッドを使用して本体を拡張する必要があります。革新的なクライオパッド技術により、粉砕プロセスにおける特定の冷却温度を-100~0℃の範囲で選択・制御することができます。
作業効率の向上
• - 乾式、湿式、凍結粉砕、最大30Hzの高エネルギー粉砕が可能
• - 最大125mlの上部が開放するスクリューロック式粉砕ジャーを2個使用して、迅速かつ快適なサンプル処理を実現
• - 特許取得済みの密閉式流体システムにより、熱流体の安全な運用を実現
• - 通気カバーや重金属コンタミ防止用粉砕ジャー(極低温粉砕にも対応)など、豊富なアクセサリーをご用意
• - 人間工学に基づいた粉砕ジャー留め具、低ノイズ、タッチディスプレイによるユーザーフレンドリーなパラメータ設定
温度監視・制御
• - 粉砕中の連続温度監視
• - -100~100℃の範囲での冷却と加熱
• - 液体窒素などの熱媒体でも動作可能
• - 温度調整のためのテンパリング装置(液体窒素、クライオスタット、チラーなど)の選択の自由度が高い。
• - 液体窒素を使わずに低温での粉砕が可能
クライオパッド
• - 液体窒素を使用しての運用には拡張装置cryoPadが必要です。
• - クライオパッドがサーマルプレートに流れる液体窒素の流量を調整する
• - クライオパッド技術は、液体窒素を使用しながら、-100~0℃の範囲で特定の冷却温度を選択して維持することができます。